はじめてのカリンバガイド ①
カリンバとは? 始める前に知っておきたいこと

カリンバは、木の箱や板に並んだ金属の板(キー)を、親指ではじいて鳴らす楽器です。「親指ピアノ」とも呼ばれます。音が小さくやわらかいので、家で気軽に弾けます。楽譜が読めなくても、キーに振った数字をなぞるだけで1曲弾けます。
どこから来た楽器?
アフリカには、金属や竹の板を指ではじく楽器が古くからあります。ジンバブエの「ムビラ」がよく知られています。20世紀半ばに、この仲間の楽器が「カリンバ」の名前で西洋向けに作られ、世界に広まりました。いま日本で手に入るカリンバの多くは、ドレミの音階に合わせて作られています。
音が鳴る仕組み
キーを親指ではじくと、キーが細かく震えて音が出ます。その震えが木の本体に伝わり、響きが大きくなります。

- キーが長いほど低い音、短いほど高い音になります。真ん中のいちばん長いキーが、いちばん低い「ド」です。
- 音は真ん中から左右交互に高くなります。ピアノのように左から右へ順に上がるわけではありません。
- 本体は、板の形(ボード型)と箱の形(ボックス型)があります。箱の形のほうが響きが大きくなります。
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キーの数で何が変わる?
キーの数が多いほど、出せる音が増えます。はじめての人に多いのは17キーで、ドから約2オクターブを弾けます。童謡やクラシックの有名なメロディーの多くは、この音の数で弾けます。
| キー数 | 向いている人 |
|---|---|
| 8キー(ミニ) | 小さな子ども、飾りとして |
| 17キー | はじめての人。数字譜がいちばん多い |
| 21キー | 17キーに低い音を足したい人 |
| 34・41キー(クロマチック) | 半音も弾きたい人。慣れてから |
くわしくはカリンバの選び方にまとめています。
楽譜が読めなくても弾ける理由
カリンバでは、五線譜の代わりに「数字譜」をよく使います。ド=1、レ=2、ミ=3…と数字で書き、高い音は数字の上に点を付けます。たとえば「きらきら星」の最初は、次のように書きます。
1155|665ー
キーに数字のシールを貼っておけば、この数字を順に弾くだけです。
始めるのに必要なもの
- カリンバ本体(はじめてなら17キー)
- 調律ハンマー:音がずれたときに直す小さなハンマー
- チューナーアプリ:スマホの無料アプリで足ります
- 音階シール:弾く場所の目印
- 数字譜:まずは知っている曲から
17キーの初心者セットは、3,000円台から6,000円台が中心です。
よくある質問
- 何歳から弾けますか? 小学生くらいから弾けます。手が小さいうちは8キーのミニも選べます。
- 夜に弾いても大丈夫? 音はピアノやギターよりずっと小さく、集合住宅でも弾きやすい楽器です。
- 爪は伸ばしたほうがいい? 指の腹でも爪でも弾けます。爪だと明るい音、指の腹だとやわらかい音になります。
次に読む:最初の30分で弾けるまで/はじめてのカリンバセット


