はじめてのカリンバガイド ⑤
カリンバのチューニング|音がずれたときの直し方

結論:キーの長さを変えれば音が直ります。 キーを奥へ押し込んで短くすると音が高く、手前へ引き出して長くすると音が低くなります。調律ハンマーで軽くたたいて動かし、チューナーアプリで確かめながら合わせます。慣れれば1本1分ほどです。
なぜ音がずれるの?
キーは、ブリッジ(横に渡した金属の棒)で押さえられているだけです。輸送中の揺れや、落としたときの衝撃で少し動くと、音が変わります。届いたばかりのカリンバで音がずれているのはよくあることで、故障ではありません。
用意するもの
- 調律ハンマー(小さな金づち。なければ木の柄の固いもので代用できます)
- チューナーアプリ(無料のもので十分です。基準音は「A=440Hz」のままで構いません)
直し方の手順
- チューナーアプリを開き、スマホをカリンバの近くに置きます。
- 直したいキーを1本だけはじきます。
- 画面に出た音名と、目標の音名を比べます(下の表)。
- 高すぎるときは、キーの奥の端(ブリッジの向こう側)をハンマーで軽くたたき、キーを手前へ引き出します。弾く部分が長くなり、音が下がります。
- 低すぎるときは、キーの手前の端(親指で弾く側)をハンマーで軽くたたき、キーを奥へ押し込みます。弾く部分が短くなり、音が上がります。
- もう一度はじいて確かめます。1回でずらすのは1mm以下。少しずつ動かすのが失敗しないコツです。
音を高くする手前の端をたたく
キーが奥へ動く → 弾く部分が短く → 音が高く
音を低くする奥の端をたたく
キーが手前へ動く → 弾く部分が長く → 音が低く
| 数字 | ドレミ | チューナーの表示 |
|---|---|---|
| 1 | ド | C |
| 2 | レ | D |
| 3 | ミ | E |
| 4 | ファ | F |
| 5 | ソ | G |
| 6 | ラ | A |
| 7 | シ | B |
高い音(数字の上に点)も同じ音名で表示されます。17キーの多くは、真ん中が「C4」、いちばん外側の右が「E6」です。

キーの並びが崩れたときは
キーの長さが左右で揃っていないと、見た目もV字にならず、弾く場所を間違えやすくなります。音を合わせると自然に元のV字に戻ります。
「ビーン」と濁る音(ビビり)の直し方
- となりのキーと触れている:キーを左右に少しずらし、すき間を作ります。
- ブリッジのねじがゆるんでいる:ドライバーで軽く締め直します。締めすぎるとキーが動かなくなるので注意します。
- シールやほこりが挟まっている:キーの下を柔らかい布でふきます。
何度も直しているのにずれるとき
同じキーがすぐずれる場合は、ブリッジの押さえが弱くなっていることがあります。お届けから日が浅い場合は、返品・交換の手続きをご覧ください。



